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太陽帆走に挑戦中のLightSail 2が見られるダッシュボード

  • 2019.07.06
  • IT

Planetary Societyが、太陽光からの光子を帆に受けて帆走する宇宙船であるLightSail 2のミッションコントロールダッシュボードを立ち上げた。このクラウドファンディングで資金を得た宇宙船は今、その真の太陽帆走をテストするための軌道上にいる。ダッシュボードはその最新情報を提供し、それを誰もが見られて、用途が何であれ自由にダウンロードもできる。

それは、Kickstarterで100万ドルあまりを調達したLightSail 2の精神にも沿っている。このプロジェクトは人気キャスターのBill Nye(ビル・ナイ)氏が作った非営利団体が起案し、名前の終わりに「2」がつく二度目のプロトタイプがSpace Xの最新ロケットであるFalcon Heavyで打ち上げられた。

LightSail 2のミッションコントロールダッシュボードは、最近得た情報を伝えてくる。今同船は、初めての太陽帆走の展開に向けて準備中だ。データは、LightSail 2がPlanetary Societyの複数の地上局のどれかとの通信レンジに入ったときに得られるので、ときには遅れが生ずる。

そのダッシュボードを見れば、これまでのLightSail 2の宇宙滞在時間や、太陽帆走の準備や実施の現況もわかる。そのほか、バッテリー残量や宇宙船の内部温度、回転角度、姿勢制御の制御モードなども表示される。姿勢とは要するに、宇宙の中での方向のことだ。LightSail 2の現在位置を地図上に確認でき、またダッシュボードを見る人の位置によっては行うであろうオーバーヘッドパスも見られる。今後実際に帆走が始まったらそれもこのダッシュボードで見られるから、とても便利だ。

もっと情報が欲しかったら、ダッシュボードの画面下の「Download recent data」(最新データをダウンロードする)ボタンを押すと、これまで送信されたすべてのデータを得られる。大量すぎてぼくの手には負えないが、アマチュアとプロの両方を含めて、熱心な宇宙マニアや研究者にとっては素晴らしいデータだろう。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Source: TechCrunch

何の変哲もないドローンが、大きな落書きを描くところを見てみよう。イタリアのとあるデザイン会社が、ちょっとした楽しいショーを企画した。アートコミュニティからスケッチを募集し、それらをまとめて巨大な壁画にしようというもの。ドローンのチームによって12時間かけて描かれた。

塗料のスプレーによって何かを描くドローンは見たことがあるかもしれない。しかし、ファッション広告看板の下品な破壊行為は言うに及ばず、ディズニーの構造的な壁画よりも、これははるかに優れている。こちらのドローンは、実際に見る価値のあるものを描き上げたのだ!

このUrban Flying Opera(UFO)プロジェクトは、Carlo Ratti Associati(CRA)によって監修されたもの。まずアプリを使って1200点ほどの小さなイラストを集め、そこから100点を選んで1枚の壁画としてまとめた。こうして線画で構成された壁画は、1台の集中制御用コンピューターにロードされ、そこからスプレー缶を装備した4台のドローンに描画の指示が分配された。そして、それらのドローンが、12時間かけて巨大な壁に全体を描き切ったのだ。

プロジェクトに使われたドローンは、Tsuru Roboticsが提供した。この会社にとっては広報活動の一環でもあった。各ドローンが、それぞれ描画全体の一部を分担した。複数のドローンの位置を監視するシステムによって、ドローン同士が衝突したりしないよう注意が払われた。白い壁にスプレーしていくのだから、やり直しは効かない。

壁画は幅46フィート(約14メートル)、高さ39フィート(約12メートル)で、それぞれ独立してペイントされた各色のレイヤーによって、このプロジェクトがハイライトを当てようとしたコミュニティの、いろいろな特徴を表現している。

「街というものはオープンキャンバスであり、人々はさまざまな方法で各自のストーリーを刻む込むことができます。そうしたプロセスは、常に発生しているのです。しかしUFOでは、それを加速させてみました。ドローン技術を使って、表現の手段として新しい描画の使い方を可能にしたのです」と、CRAの創立者、Carlo Ratti氏はNew Atlasに語った

忠実度としては、本格的なグラフィティやストリートアートのベレルには、まだまだ遠く及ばない。しかし、ドローンを使ったスプレー描画が、単なる悪ふざけではなく、実用的な手法の1つになろうとしているのは確かだ。おそらく将来は、ドローンを使った破壊行為でさえ、もっと高品質なものになるだろう!

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

Source: TechCrunch

インターネットサービスプロバイダーの業界団体がFirefoxブラウザーの開発元であるMozillaを、DNSのセキュリティ規格をサポートしているために「インターネットの悪党だ」と決めつけた。

イギリスのインターネットサービスプロバイダーの業者団体であるInternet Services Providers’ Association(ISPA)が名指ししたのは、Mozillaがブラウザーへの実装を計画しているセキュリティ機能だ。彼らによるとそれは、ユーザーに「英国のフィルタリング義務やペアレンタルコントロールをバイパスすることを許し、英国におけるインターネットの安全性基準を毀損する」からだ。

Mozillaは昨年に「少数のユーザーを対象にDNS-over-HTTPS日本語解説)をテストする」と発表した。ウェブサイトを訪ねるときは常に、それがHTTPSのサイトであっても、ウェブのアドレスをコンピューターが理解できるIPアドレスに変換するDNSのクエリは、通常暗号化されていない。しかしその問題のセキュリティ規格はアプリケーションのレベルで実装され、MozillaはDNS-over-HTTPSを使用する初のブラウザーメーカーになる。

それはDNSのクエリを暗号化することによってDNSリクエストを中間者攻撃から護り、リクエストをハイジャックして被害者を悪質なページに誘うことができないようにする。DNS-over-HTTPSには、パフォーマンスを上げる効果もあり、DNSクエリや全体的なブラウジング体験を高速化する。

しかしISPAは、DNS-over-HTTPSが英国の現在のウェブサイトブロック体制に即していない、と見ている。英国の法律では、著作権や商標権を侵害していたり、テロリストの素材や児童虐待の画像を含むウェブサイトはブロックされるとしている。ISPAの主張では、DNSクエリを暗号化するとインターネットプロバイダーが利用者のインターネットアクセスをフィルターすることがより困難になる。

ISPAだけでなく英国の諜報機関GCHQや、英国のインターネットブロックリストを管理しているInternet Watch Foundationも、ブラウザーがDNSの暗号化を実装することを批判している。

ISPAがMozillaを名指ししたことはたちまち、セキュリティコミュニティからの怒りに火をつけた。しかしソーシャルメディア上の反発の嵐の中でISPAは、その立場に強く固執した。同団体は「DNS-over-HTTPSをデフォルトにすることはオンラインの安全性とサイバーセキュリティと消費者の選択にとって有害である」と主張する一方で「さらなる議論を歓迎する」とも言った。

Mozillaには味方もいる。インターネットプロバイダーのAndrews & Arnoldは、非営利事業/団体支援の一環としてMozillaに2940ポンド(約40万円)寄付し、こうツイートした。「この金額は、弊社がISPAの会員だったら払うであろう会費と同額である」。

MozillaのスポークスパーソンであるJustin O’Kelly(ジャスティン・オーケリー)氏はTechCrunchに対し「 ISPの業界団体が、インターネットのインフラストラクチャの古くからの欠陥に対する改善措置を誤解していることは意外でもあり、失望している」とコメントした。

「彼らの主張とは逆に、DNSをよりプライベートにすることはコンテンツのフィルタリングやペアレンタルコントロールを妨害しない。DNS-over-HTTPS(DoH)は英国市民に真のセキュリティを提供する。私たちの目標はより安全なインターネットを構築することであり、私たちは今後もそのやり方に関して、イギリスの信頼性ある利害関係者らとの真剣で建設的な会話を継続していく」とオーケリー氏。

彼は「当面英国でDNS-over-HTTPSをデフォルトにする計画はないが、ヨーロッパにおけるDNS-over-HTTPSのパートナーを探して、この重要なセキュリティ機能をそのほかのヨーロッパの人びとに幅広く提供していきたい」とも語る。

DNS-over-HTTPSの展開はMozillaが初めてではない。昨年、CDNなど各種インターネットインフラサービスを提供しているCloudflareが、プライバシーにフォーカスしたDNSサービス1.1.1.1のモバイルバージョンをリリースし、そこにDNS-over-HTTPSを含めた。それより前にはGoogle傘下のJigsawが検閲撃退アプリInfraをリリースし、DNSの外部からの操作を防ごうとしている。

Mozillaは、FirefoxにおけるDNS-over-HTTPSの全面展開の日程をまだ決めていない。

関連記事:CloudflareのプライバシーとスピードをアップしたDNSサービス1.1.1.1がモバイルアプリに

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Source: TechCrunch

ドローンによる配達サービスのProject Wing(今ではシンプルにWingと呼ばれている)は昨年、次世代技術開発プロジェクトGoogle Xを卒業してAlphabet(アルファベット)の独立した事業になった。そして最近、オーストラリアの首都キャンベラの郊外で操業の承認を豪政府から得た。対象地域でWingは食料やコーヒー、ペット用品などを住民に届けている。こうした取り組みに関連して、Wingは今週、ドローン操縦者がドローンを飛ばすのに安全な場所や時間帯を検索できる新しいアプリOpenSkyを立ち上げた。

このアプリは火曜日に密かにiOS App StoreとGoogle Playで公開され、ドローンをレクレーションとして飛ばす人、商用目的で飛ばす人のどちらも対象にしている。

Wingのウェブサイトで説明されているように、OpenSkyは、飛ばすのが趣味という人だろうが、土地の調査や荷物の配達などで無人航空機を活用する事業者だろうが、いつどこで飛ばすことができるのかを調べるのを簡単にするためのものだ。

CASA(Civil Aviation Safety Authority、民間航空安全局)は、アプリデベロッパーが自前のドローン安全アプリを接続できる遠隔パイロット航空システム(RPAS)デジタルプラットフォームに道を譲って「Can I fly there?」アプリを終了させる、としている。OpenSkyは、この新システムの活用を許可された初のサードパーティアプリだ。

アプリストアでの立ち上げに加え、OpenSkyはウェブでも利用可能だ。

この新アプリそのものの使い方はいたってシンプルだ。メニューからどんなタイプのドローンを使用するのかを選ぶ(レクレーション用ドローン、2キロ以下の商用ドローン、CASA認証のオペレーターが展開する商用ドローンReOC)。

そして、地図の検索ボックスに住所を入力すると、飛行禁止ゾーンや他の規制を調べたり、ガイダンスのためのCASAコンプライアンスマップを閲覧できる。また、飛行障害やCASAに安全でないドローン運用を直接報告するリンクを確認できる機能もある。

6月にWingは、CASAが安全なドローン飛行をサポートするアプリのエコシステムを立ち上げるのを手伝う、とブログに投稿した。しかし、どんなアプリを立ち上げようとしているのか、いつ利用できるようになるのかについては明らかにしていなかった。

「オーストラリアのCASAは、安全で予測可能なフライトにするためにドローン操縦者に情報を提供するという刷新的なアプローチを取っている」とWingのプロジェクトマネジャーReinaldo Negron氏は投稿で書いている。「ドローン操縦者がフライトに関する情報を入手するために使えるアプリやサービスのエコシステムをドローン産業に提供することで、CASAは公共の安全、そして規則を遵守しているかの監視を確かなものにしつつ、イノベーションのチャンスを創造している」と語った。

ドローン安全アプリに加え、Wingはまたスポーツの試合やコンサート、緊急事態のようなときにドローン操縦者と連絡が取れるツールをCASAのために開発中だ、と述べた。

「時間の経過とともに、CASAのアプリとサービスの承認システムはドローン操縦者の選択や社会の安全を促進し、ドローン産業におけるさらなるイノベーションを駆り立てるだろう。このエコシステムを可能にすることでCASAと豪政府は、安全なドローンを国の航空システムに組み込むことを模索している他の国々に、注意を引く例を提示することになる。我々はオーストラリアのドローン航空の将来をサポートするのを楽しみにしている」とNegron氏は話した。

我々はさらなる詳細を求めてWingに問い合わせ中で、コメントがあり次第アップデートする。

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(翻訳:Mizoguchi)

Source: TechCrunch

アラスカからヨーロッパまで、世界はこれまでの数週間を記録破りの猛暑に焼かれて過ごした。米国気象庁によると、アラスカでは7月4日に全州で過去最高の気温を記録した。州最大の都市アンカレッジでは温度計が華氏90度(摂氏32度)を指し、1952年に記録が始まって以来の最高となった。

アラスカの他の都市で90度になったことは過去にあったが、アンカレッジで温度計がこの数値を指したのはこれが初めてだ。

7月4日のアラスカは各都市で過去最高: 華氏摂氏, 88F=31C, 89F=31.7C, 90F=32.2C

一方ヨーロッパではサハラ砂漠の熱風が北へ吹き、記録的な猛暑をもたらした。グローバルに記録的な高温をもたらした気温の急上昇は、ヨーロッパにおける摂氏3度の上昇がその主犯だ。

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EUのコペルニクス気候変動サービスのトップJean-Noël Thépaut(ジャン-ノエル・テポー)氏はこう語る。「各地の気温は予報より高いことも低いこともあったが、6月最終週のヨーロッパ南西部の気温は異常に高かった。これは例外的な事象ではあるが、今後の気候変動によりさらに頻繁に起きると思われる」。

コペルニクスのデータによると、6月のヨーロッパ全域の気温上昇は、その月としての過去最高を記録した。

同じ5日間について過去30年の記録を見ると、気温の摂氏2度から5度くらいの急上昇はその多くがフランス、ドイツ、スペイン北部全域、イタリア北部、スイス、オーストリア、チェコ共和国で起きている。

気温急上昇が一般的によくある現象になってくれば、炭素の排出量を減らす技術の導入と普及が一層急務になってくる。

クリーンテクノロジーや再生可能エネルギーへのVCの投資は、このところしばらく日陰者だったが、ここに来て電気自動車や省エネ建設技術、古いインフラ(橋、道路、鉄道など)の低炭素化復興、消費者製品の生産における低炭素化技術など、新しい切り口で蘇りつつある。

Bloomberg New Energy Financeによると、クリーンテクノロジーへの投資は2018年の92億ドルで2009年以来の最高に達し、そのうち33億ドルは中国の電気自動車製造関連である。

そしてかんじんのグローバルな炭素排出量は、Global Carbon Projectの推計によればこの2年間で増加している。ピークは過ぎたとする一部の研究者たちの見方は、虫の良い願望にすぎなかったのだ。たとえば激しい気候変動は、暖房や冷房などでエネルギー消費を増やす。またアメリカでは、新車の販売で大型車が増えている。

画像クレジット: コペルニクス気候変動サービス

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Source: TechCrunch

マリオメーカーシリーズは、任天堂がファンにもたらすことができたものの中で、最も太っ腹な贈り物だと言えるかもしれない。そして、この新しいSwitch版は、あらゆる点で前のバージョンよりも優れている。とはいえ、このゲームソフトが与えてくれる自由によって、ついついその気になり、これなら何でもできそうだという野望が芽生え始めると、できないことがあるのに気付かされてがっかりする、ということも避けられない。

念のために言えば、マリオメーカーはもともとWii U用のゲームソフトで、そのちょっと変わったゲーム機の特徴をフルに生かした、想像をはるかに超える面白さが味わえるものだった。プレイヤーはタッチスクリーンとスタイラスを使って、さまざまなスタイルでスーパーマリオのレベルを作り上げることができた。そのため、非常に多くの凝った作品が生み出され、世界中を仰天させることになった。

今年の2月に発表され、この6月末にリリースされた続編、スーパーマリオメーカー2は、前バージョンの自然な進化形となっている。新しいアイテム、新しいスタイル、地形を造形する新たな方法も使えるようになっている。さらに、プレーヤーに課す条件のような、さまざまな複雑な要素を組み合わせることができる。例えば、ある場所ではジャンプできないとか、あるアイテムをゴールまで運ばなければならないとか、そういった条件を課すことできる。

メーカーモードには、充実したチュートリアルが組み込まれているのがうれしい。ちょっと変わった可愛らしい二人組「ニナ」と「ヤマムラ」(少女とハト)が、プレーヤーにツールの使い方をを一通り教えてくれる、プラットフォーム作りの初級講座のようなものが含まれているのだ。シングルプレイヤー用の特典もある。任天堂がデザインした昔ながらのマリオを楽しむことができる100種類の独立したレベルも付属しているのだ。それらは実際にプレイできるだけでなく、いろいろなブロックの使い方やレベルのスタイルのヒントになる。

発売から数日も経たないうちに「コースワールド」は、ちょっと奇妙だが面白く遊べるレベルでいっぱいになった。ブロックや敵の使い方など、独創的なアイディアにあふれ、頭をかきむしりながらコントロラーにかじりついてプレイしたくなるようなものばかり。オリジナルのマリオメーカーの時代に生まれた「全自動マリオ」という斬新な素晴らしいジャンルのカテゴリーも用意されている。場合によってはまったく操作しなくても、プレーヤーを冒険の世界に引き込んでくれる。

大事なのは、このゲームにはマリオのレベルとして不可欠なもの、例えば錠のかかったドアやその鍵、プレーヤーが罰ゲームを何度もやらなくて済むようにするためのチェックポイントなどが、しっかり備わっていること。それだけでだいぶまともになる。すでに、そうしたアイテムを利用して作った面白いレベルが数多く公開されている。それによって、複数のエリアに行けるようになったり、特定の敵を倒してからでないと先に進めないような設定も可能になるのだ。

この一風変わったレベルは、マリオっぽく見えないが、実際にはマリオの基本ルールに従っている

このゲームの細かな改良点について、詳しいことは他の記事に任せることにする。ここで言っておかなければならないのは、マリオメーカー2は、とにかく面白いということ。シングルプレイヤー、マルチプレーヤー、さらにコースワールドモードを意識しながらレベルを作っていくのは難しいが、ゲームの値段以上の価値は十分にある。ここでは、このゲームに関して特に重要だと感じたこと、そしてレベルの作成に課せられた、よく考え抜かれた制約というあたりに集中して述べたい。

任天堂は、著作権の侵害を探し出して壊滅させることに熱心なことでもよく知られている。つい先週も、ほとんどあっという間に人気のバトルロイヤルゲームをマリオの世界で実現した「Mario Royale」が閉鎖されたのを目にしたばかりだ。さらに同社は、少なくともある意味において、ライセンス供与に関しても、かなり保守的なことで知られている。例えば「ゼルダの伝説」にしても、今だに自社のゲーム機でだけプレイ可能で、ソニーやマイクロソフトのハードウェア用のものは登場していない。それには納得できる十分な理由があるはずだ。

(関連記事:ニンテンドーの貴重な歴史を受け継ぐスーパーマリオメーカー2

しかしながら任天堂のファンは、まったく別の熱心さにおいて同社に負けていない。何年にもわたって彼らは、任天堂がバーチャルコンソールを通してそのまま開放したり、慎重にリサイクルしたりしてきたゲームを改変したり、再利用したりするさまざまな方法を開拓してきた。任天堂自身は、Mario Royaleのようなものを作るつもりはまったくなかった。もちろん、伝統的なゲーム内のアイテムの位置を変更して、毎回異なったゲームがプレイできるようにする「A Link to the Past Randomizer」のようなものを作ろうともしなかった。ちなみに、スーパーメトロイドや、他の伝統的な人気ゲーム用にも似たようなものがある。

やはり任天堂の哲学は、こうしたことをほとんど禁じている。ゲームに対する考えはずっと純粋なものであり、その結果が「スーパーマリオオデッセイ」や「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」のようなものになったとしても、それを責めることはできない。それでも、プレイヤーはもっと多くを欲している。手入れの行き届いた壁に囲まれた庭、同社がプレイヤーのために長年培ってきたその庭から、同社の作品を持ち出すためにできることは何でもしようとずっと狙っているのだ。

話をマリオメーカー2に戻そう。

このタイトルは、任天堂のルールの外で任天堂のゲームをプレイすることに熱心だったコミュニティを拍子抜けさせるような性質のものだ。プレイヤーが自分でレベルを作ることが可能になり、そのための非常に強力なツールを手に入れたことによって、もはやROMをハッキングするしか手段がないというような、切羽詰まった状況から、そうしたユーザーを開放してくれる。

私自身が今取り組んでいるコース:Infiltrating Moleville

特にこのスーパーマリオメーカーの第2弾は、創造力を解き放つような出来栄えとなっている。新しいアイテムや新機能が複雑なレベルの設計を可能にしている。当初からマリオが備えていた魅力を再現できるようなものだ。レベルを作り上げていくのは、それだけで十分楽しいものだが、任天堂のレベルデザイナーでは、特定のスキルや感覚を念頭に置いて、各レベルのテーマを設定できるようになった。この続編のツールでは、それが以前のものよりもずっと優れた効果を発揮するようになっている。

一方、意図的に取り除かれた機能もある。最も分かりやすい例は、オーバーワールドのマップや、1-1、1-2、1-3といった構造によってレベルを結合することができなくなったこと。これは、ちょっとした方法で回避できるかもしれないが、このツールはレベルを作るためのものであって、ゲームそのものを作るものではない、という同社の意図を表しているのだろう。

個々のレベルより上位の構造を扱えるようにすることは、一種のプレイリストを作るようなもので、難しくはないはずだが、あえてそうしないのは、公式ゲームと差別化するための戦略だろう。仮にレベルやプレイリストを共有できるようにすれば、任天堂独自のアルゴリズムによる煩わしい数字を使った共有システムと比べて、同社にとっても配布手段を管理するのがかえって容易になるように思われるからだ。

もちろん、私は任天堂が、そういうことをすべきではないと言っているわけではない。レベルだけでも、何千もの遊びがいがあるものが登場するだろうし、やがてとても遊びきれないほどの数になるだろう。しかし、マリオメーカーの人気からして明らかなのは、何百万人ものプレイヤーが、同社の厳格なルールにとらわれない同社の創作を見てみたいと考えていること。すでにスーパーマリオメーカー2は、そうしたルールをかなり緩めているわけだが、同時に任天堂がコミュニティに対して積極的に許可することの範囲の限界も示している。

とはいえ、その範囲内でもほとんど無限のバリエーションがある。実際このゲームの製作者は、何を残して何を省くべきか、かなり真剣に考慮したのではないかと思われる。私としては、スーパーマリオワールドの無敵の巨大モグラが使いたいのだが、その調子であれこれとレアな生物を敵の選択肢に加えていったら、ごちゃごちゃしてしまうだろうか?また、オーバーワールドもあればいいと思うのだが、ちょっと作ってみたいという人や、スピード優先でどんどん作りたいという人にとっては、ほとんど見向きもされないような余計な機能ということになってしまうだろうか?このゲームの目的は、創作を助長することにあるはずだが、そのためにはすべての機能を提供すればいいということではなく、制限すべきことをわきまえるのも必要なのだろう。

突き詰めれば、任天堂に庭の囲いを取り除いてもらいたいという私の願いは、いわばお城の扉の鍵の引き渡しを要求しているようなものなのだ。もちろん私は特に不便を強いられているというわけではない。がんばれば、自分の力でまともなコースを作り上げることもできるし、このような制約の中で作業することに満足できる人も多いだろう。私自身は、天才的なコース職人というわけではないので、どうしても可能性よりも制約の方が気になってしまう傾向がある。

私は、もっといろいろなマリオが欲しい。任天堂が与えてくれるより、もっと多くのマリオで遊びたい。スーパーマリオメーカー2によって、マリオ関連のコンテンツを、点滴として体に注入し続けることが可能となった。遊び続けるにはそれで十分だが、そこに課せられた制約によって、次には本物のゲームを手にすることを渇望する気持ちが膨らむのを抑えられないでいる。それが親切心からくるものなのか、あるいは残忍さの表れなのか、私には判断できない。しかしどちらにしても、この先数年は、これに死ぬほど多くの時間を注ぎ込んでしまうことは間違いない。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

Source: TechCrunch

THECOOは、同社が運営するファンコミュニティアプリ「fanicon」に、チケット(ファニチケット)とグッズ(ファニマーケット)の販売機能を追加した。faniconは、会員制のファンコミュニティアプリ。ヴィジュアル系ロックバンドの「シド」でヴォーカルを務めるマオ、AKB48やSKE48で活躍した元メンバーの木﨑ゆりあなどをはじめ、1000グループ以上のファンコミュニティが運営されている。

特徴は、すべてのコミュニティが有料会員しか利用できない点。月額料金は、各コミュニティが100円から1万円までの11段階の価格から決められるほか、無料期間を7日間もしくは1カ月に設定可能だ。アプリには、限定のライブ配信、グループチャット、1on1トーク、タイムライン投稿などの機能があるが、有料会員限定なのでノイズやネガティブな発言に悩まされることが少なく、気軽にファァンクラブを運営できる。

同社代表取締役CEOの平良真人氏によると「一般的なファンクラブは3000〜5000人ほどが集まらないと運営が厳しいが、ネットを活用するfaniconを使えば100人程度でも十分にコミュニティを運営できる」とのこと。実際に、ライブや舞台を中心に活動しているミュージシャンや俳優など、テレビでは普段見られないが熱狂的なファンがいる人物のコミュニティが多数ある。

今回追加されたファニチケットは、手数料3.0%からチケットを販売できる機能。オフ会やライブのチケットをコアファンに優先的に提供することが可能だ。もちろん、どういったファンがチケットを購入したかをファンクラブの主催者本人が把握できる。チケット販売は、「ローソンチケット」「チケットぴあ」「イープラス」と連携しているので、その後にチケットを一般販売する際の移行もスムーズだ。

もう1つの新機能であるファニマーケットは、手数料1.5%でオンラインストアを開設できる機能。ファンクラブがマネタイズするために不可欠な、Tシャツやマグカップ、クリアファイルなどの限定グッズの販売などが可能になる。在庫管理や発注・発送はもちろん、グッズの作成までをfaniconに委託することもできる。こちらも購入したファンの情報を主催者本人が把握できるのがポイントだ。商品の発送には、固定費なしの従量課金で利用できる物流アウトソーシングサービス「オープンロジ」を利用可能だ。

既存機能としては、ポイント制のスクラッチ機能がある。3等は限定画像、2等はオリジナルボイス、1等はランチ会といった景品を指定して、コアファンの満足度高める施策を打てる。そのほか、東京都・神宮前になる同社の本社オフィスの半分程度占めるイベントスペースを無料で借りられるので、オンラインとオフラインを融合したファンクラブ運営が可能になる。

faniconは、有料会員の月額料金から手数料をとるマネタイズ手法で、通常は10%を超えると言われるチケットやグッズの販売手数料を低く抑えているのが特徴だ。主催者であるアイドルや俳優、声優などがファンの行動や購買の履歴までを把握できるので、一緒にファンクラブを盛り上げているのが強みだ。平良氏は「faniconを使えば、地元の料理人などコミュニティも簡単に作れます」とのこと。テクノロジーの進化によって、スマートフォン1台でファンクラブを運営できる時代になったのだ。

Source: TechCrunch

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アパレルブランドのアウトドアボイス(Outdoor Voices)でテクノロジー担当バイスプレジデントを務めるケビン・ハーウッド氏が目指しているのは、すばやく決済できる機能を自社のアプリやウェブサイトに搭載することだけではない。そのハーウッド氏が、アウトドアボイスの戦略について語ってくれた。

The post 「顧客にとって我々は、 DNVB ではなく単なる新ブランド」 : アウトドアボイスのケビン・ハーウッド氏 appeared first on DIGIDAY[日本版].

Source: DIGI DAY WEB marketing

2月にMozillaは、ニュースメディアに資金を提供する方法を探るためにScrollと連携すると発表していた。サービス開始の準備が整いつつあるようで、Mozillaはユーザーに向けて、アンケートとこれから開始される「Firefox広告フリーインターネット」のベータ版への招待を送信している。

ジャーナリストの視点がかつてないほど重要になっている現在、より効果的にマネタイズして不況のメディアを支援するプラットフォームはたくさんある。このサービスもそのひとつだ。このジャンルではおそらくApple Newsが最も注目されているが、Mozillaのサービスはスタンドアロンのアプリに代わるものである点が興味深い。

Firefox版ではユーザーが毎月5ドル(約550円)支払うと広告なしでお気に入りのメディアにアクセスできるようになる。Mozillaは以下のように述べている。

このサービスによりウェブのユーザーは有料で好きなサイトを複数のデバイスにわたって広告なしで見られる。メディアがより直接的に資金を集められるScrollのモデルは、エコシステムにおける有力な選択肢だろう。新たな資金集めのモデルの一部として、我々はScrollと連携し、ウェブを広告なしで利用することに対する消費者の態度や関心をさらに把握していく。

BuzzFeed、Gizmodo Media、Slate、The Atlantic、USA Todayはローンチ前からサービスを提供するようだ。

画像:Pau Barrena/Bloomberg / Getty Images

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(翻訳:Kaori Koyama)

Source: TechCrunch

中国のゴミ問題についての取り組みは、国がそうであるようにデジタルをフル活用している。ゴミの入った袋がどこからきたのか、市の行政が追跡できるQRコードのついたゴミ袋がいい例だ。

7月1日、世界で最も人口密度の高い都市である上海市はゴミ分別を義務化するプログラムを開始した。新しい規則(中国語)では、家庭や企業はゴミを4種に分類し、決められた時間に決められた場所に捨てなければならない。遵守しなければ罰金が科せられる。そして、遵守しなかった企業やビルは信用レートが下げられる可能性がある。

この厳しいルール体制は、2400万人超の住民の間でプログラムの柔軟性のなさや、分別が分かりにくいと評判になった。しかしありがたいことに、中国のテックスタートアップが手助けする。

例えば、中国最大のインターネット企業は、どんなゴミが「ウェット(堆肥にできるもの)」「ドライ」「有毒」「リサイクルできるもの」になるのか特定できるよう、新たな検索機能の提供を始めた。たとえかなり環境問題に明るい人でも正しく分別できない。「イヌのフンを回収するのに使った新聞紙はどの分類のゴミ箱に捨てればいいのか」といった疑問などだ。WeChatやBaidu、Alipayのミニアプリを開いてキーワードを打ち込むといい。するとテック企業がその答えと理由を表示する。

Alibabaの電子支払い子会社であるAlipay(アリペイ)は、ゴミ分別ミニアプリを導入してわずか3日間でユーザー100万人を獲得した。ダウンロードしなくても10億人のユーザーを抱えるアプリの中で使えるこのライトバージョンのアプリは、これまでのところ4000タイプ以上のゴミの分類を案内する。データベースはまだ大きくなりつつあり、ゴミの写真を撮れば、分別を調べるのにタイプするのではなく画像認識を利用できるようになるだろう。AlexaのようなAlibabaのTmall Genieはすでに、「濡れたおしぼりはどのゴミに分類されるのか」などの質問に答えることができる(中国語)。

もし忙しすぎて、あるいは単に怠惰で回収日に間に合わせることができないようであれば、スタートアップが玄関先までゴミを回収に来るサービスを提供している。サードパーティのデベロッパーが手伝って、Alibabaはリサイクルミニアプリをつくった。そしていま、11市にある8000もの団地からゴミを回収している。これまでに200万人がこのプラットフォームを通じてリサイクル可能なものを売却した。

Alibabaのフードデリバリー部門であるEle.meは、展開車両が提供する「彼女への謝罪」「犬の散歩」といった御用聞きサービスのリストに「ゴミ回収」を加えた。

テック企業はまたビル管理者を手助けするためのソフトウェアも作っている。国営通信社・新華社の報道によると、上海の一部の住宅ビルはゴミの出元を追跡するためのQRコードの使用を開始した。各家庭はゴミ袋に識別QRコードの貼り付けが求められ、ゴミステーションに出されると分類のためにQRコードがスキャンされる。

こうすることでその地域の当局はどの家庭がそのゴミを出したのか正確に把握できる。しかし、上海市の現在の規則では個人の特定は求めていない。また新華社の別の報道(中国語)によると、正しく分別した人は少額の報奨金、1日あたり0.1元(1.45セント)をもらえる。

イメージクレジット: Photo by Wang Gang/VCG via Getty Images

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(翻訳:Mizoguchi)

Source: TechCrunch

自動車関連イベント「The Goodwood Festival of Speed」にて、Geely(ジーリー、吉利汽車)傘下に入ったLotus(ロータス)は、とうとう初の電動ハイパーカーの一部を明かした。以前に「Type 130」と呼ばれていた、この車両の正式名称は「Evija」(エヴァイア)となる。ロータスによれば、この読み方は「ev-eye-a」だ。Evijaの意味は「はじめての存在」、あるいは「生きているもの」を意味する。車にとって、適切な名前だ。

限定生産されるこの車両の成功に、多くのものがかかっている。ロータス・カーズでCEOを務めるPhil Popham(フィル・ポップハム)氏は、「(Evijaは)グローバルな自動車市場において我々のブランドを再構築する」と述べている。

EvijaはGoodwoodでは完全には披露されない。ハイパーカーのデビューには数ヶ月にわたるヒントとティーザーが必要だ。しかし、ロータス出展の参加者には「ドラマティック・ライト・ショー」と呼ばれる、外観デザインの詳細が披露される。そして今月、ロンドンにてEvijaは完全に披露される予定だ。

Evijaの生産開始は2020年を予定しており、ノーフォークのヘテルにあるロータスの工場では、わずか130台の車両が製造される。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

Source: TechCrunch

これはフォークランド諸島(アルゼンチンの呼び名ではマルビナス諸島)にあるフォークランド戦争で使われていた戦艦である。

 

フォークランド戦争は1982年にイギリスから返還を求めたアルゼンチンがフォークランド諸島を侵攻・占領したことから勃発した戦争だ。

 

この船は数十年の年月を経て朽ち果てているが、未だにフォークランド諸島の領土問題は解決していない。

 

しかし、世界にはこのような大国の海外領土として独立していない地域が多くあるのだ。

 

海外領土についてもっと知る→「ヨーロッパではない『ヨーロッパ』

 

(写真:Anne Dirkse/Wikimedia Commons[CC-BY-SA-4.0])

Source: Global News View

トヨタ自動車は日本限定のプリウスPHVに用意されていた太陽電池の改良版を、シャープやNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)と共同でテストしている。このデモカーの太陽電池のプロトタイプは、従来の22.5%から大幅に改善された34%という効率で、太陽光を電力に変換できる。さらに既存モデルとは異なり、走行中に駆動用バッテリーが充電でき、走行距離を大幅に伸ばすことができる。

この新しいシステムは、日光を浴びながら充電することで1日あたり44.5kmを走行するための電力が充電でき、また走行時には駆動用とナビやエアコンを駆動する補機バッテリー系統へは56.3km相当が充電できる。

車両には改善された0.03mm厚の太陽電池セルフィルムが用いられ、ボンネットやリアウィンドウなど、既存モデルと比べてずっと広い面積に設置している。前述のとおり、このシステムは走行中にも利用できるのが大きな進化だ。以前には、走行中には補機バッテリーに充電してラジオを聞くなどしかできなかった。

 

この新型車両は7月後半に実地走行が始まり、さまざまな地域でのテストにより、異なる天候や走行条件での能力を検証する予定だ。最終的な目標はこの研究を利用して、輸送用途にてより効率的な太陽光発電技術の商業展開を促進することにある。

現時点では、太陽光発電が可能な車両は限られている。オランダのスタートアップのLightyear Oneは先月、独自のソーラー電気自動車を発表した。車両の生産は2021年以降に始まる予定で、業界に参入する新たなプレーヤーとなった。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

Source: TechCrunch

Sourced(同社自身の表記では「source{d}」)は、開発者やIT部門向けにソフトウェア開発のライフサイクルを深く分析するプラットフォームを提供している。コードベースを分析し、利用されているAPIや開発者の生産性に関する情報などの指標を得ることができる。米国時間7月2日、同社はこのプラットフォームのエンタープライズ版を正式に公開した。これにはIT部門や経営陣がソフトウェアのポートフォリオや開発のプロセスを管理するための先進的なツールが多数含まれている。

SourcedのCEOであるEiso Kant(エイソ・カント)氏は次のように語っている。「Sourcedはアクション可能なデータをITのリーダーに提供するプラットフォームで、大規模なエンジニアリング組織のIT戦略を監視、測定、管理することができる。今回のSourced Enterpriseのリリースにより、エンタープライズにおけるソフトウェア開発のライフサイクル全体についてエンジニアリングを適切にオブザーブできるようになる。これは大きな進歩だ」。

ほかのエンタープライズ向けツールがそうであるように、Sourced Enterpriseもロールベースのアクセスコントロールなどのセキュリティ機能や専用サポート、SLAを提供している。IT部門はサービスをオンプレミスでもSaaSプロダクトとしても利用できる。

同社は、エンタープライズ版ではより大規模なコードベースを扱うこともでき、大きなデータセット上での複雑なクエリを数秒、あるいは相当大規模なデータセットでも数分で実行できるとも語った。こうした複雑で高度なクエリを作成するために、エンタープライズ版には多くのアドオンが含まれている。同社は「こうした機能を要望に応じて利用できる。アイデンティティマッチングやコード重複分析といった機械学習に依存することの多い課題を解決するのに役立つように作られている」としている。

サービスには広く使われているプロジェクトマネジメントツールやBIツールが統合されている一方、オープンソースのBIアプリケーションのApache Supersetも内蔵のデータ可視化ツールとして付属している。

こうしたデータ可視化機能は、Sourced Community Editionのプライベートベータでも利用できるようになった。

エンタープライズ版を公開前にテストしたオープンソースのCloud Foundry FoundationのCTO、Chip Childers氏は次のように語っている。「Sourced Enterpriseによって、Cloud Foundryのコードベースの進化、開発パターン、トレンド、依存関係がすべてダッシュボードにわかりやすく表示され、有用な知見を得られた。自社のコードベースとエンジニアリング部門がどうなっているかを本当に知りたいなら、Sourcedはぴったりだ」。

現在までにSourcedは、First VC、Heartcore CapitalXavier Nielなどから1000万ドル(約11億円)を調達している。

画像:Getty Images

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(翻訳:Kaori Koyama)

Source: TechCrunch

レコードレーベルに代わる音楽レーベル流通スタートアップで、Google(グーグル)の親会社であるAlphabet(アルファベット)の出資を受けているUnitedMastersは米国時間7月4日、アーティスト向けのiPhoneアプリをリリースした。

ウェブでしか利用できなかった同社のサービスを、このiPhoneアプリで利用できるようになる。アーティストは自分の作品をiCloudやDropboxから、あるいはテキストメッセージから直接アップロードし、Spotify、Apple Music、Tidalといったあらゆるストリーミングプラットフォームに配信できる。UnitedMastersは配信手続きやパフォーマンスの分析を実施し、配信売上の10%を受け取る。ただしコンテンツの権利はアーティストが100%保持する。

UnitedMastersはBose、NBA、 AT&Tといったブランドパートナーとも連携して、ブランド資産と配信コンテンツのマーケティング利用も管理する。アーティストはPayPal経由で支払いを受け取る。アーティストのソーシャルアカウントと関連づけて、オンラインのプレゼンスを音楽に結びつけることもできる。

アーティストはこのアプリを使って曲に加えて高品質のカバーアートもアップロードする。さらに制作に参加したプロデューサーや、露骨な歌詞を含んでいないかといった情報も入力し、すべてまとめてリリースできる。リリース日を指定すれば、コンテンツの承認待ちを経てどのサービスでもその日に配信が開始されるようにUnitedMastersが最善を尽くす。

UnitedMastersはInterscope Recordsの社長だったSteve Stoute(スティーブ・スタウト)氏が設立した。アンドリーセン・ホロウィッツと20世紀フォックスも同社に出資している。同社は、旧来のレーベルモデルでは権利を奪われ、リスナーが本当に音楽を聴いているサービスで配信したいと願う新世代のアーティストの支援を目指している。iPhoneで配信までのプロセス全体を管理することは、まさに現代のリスナー層との親和性が高い。

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(翻訳:Kaori Koyama)

Source: TechCrunch

アプリストアの売上高は引き続き成長している。ただ、過去のような急激な成長ではない。Sensor Towerが発表した新たなレポートによると、iOSのApp StoreとGoogle Play合わせて2019年上期のグローバルでのアプリ売上高は397億ドル(約4.3兆円)だった。これは昨年同期の344億ドルから15.4%のアップだ。しかし2018年上期の数字は、269億ドルだったその前の年の同期から27.8%増だった。

レポートではまた、消費者の支出においてApp Storeは引き続きGoogle Playを大きく上回っていることが明らかになっている。

2019年上期、世界の消費者はApp Storeで255億ドル(約2.7兆円)を使った。これは2018年上期の226億ドルから13.2%のアップだ。比較すると昨年の消費額の成長率は26.8%だった。

それでもApple(アップル)の2019年上期の推定255億ドルは、前年同期から19.6%増となったGoogle Playの142億ドルより80%多い。

成長スピード鈍化の主な要因は中国のiOSの売上で、これがグローバル全体の鈍化につながった。しかしSensor Towerは今後12カ月で中国は再び成長路線に戻ると見込んでいる、とTechCrunchに対し語った。

また、中国要因と比較すると小さなものだが、鈍化には両アプリストアで最も売上額の大きなアプリの一つであるNetflixも関係している。

昨年NetflixはAndroidユーザー向けにアプリ内購読の新規登録を終了した。そして2018年12月末にiOSユーザー向けに対しても同じ措置をとった。もちろん、それですぐに売上高がゼロになるということではない。既存の購読者から売上は今後もある。しかしその数字は小さくなることが見込まれる。というのも、Netflixはアプリ内購入オプションなしでグローバル展開していて、購読者をNetflixのオンラインに誘導しているからだ。

Sensor Towerによると、2019年上期にNetflixはゲーム以外のアプリとしては2番目に売上高が大きく3億3900万ドルだった。これは前年同期の4億5900万ドルより小さかった(Sensor Towerは、70:30としていたNetflixとAppleのApp Storeの売上高配分の比率を2年目以降85:15にし、推定はこの数字に基づいていることを指摘しておく。しかしDaring FireballのJohn Gruber氏は、NetflixがAppleと特別な関係を持っていて、1年目から85:15だった、と主張している)。

いずれにしても、Netflixのアプリストア売上への貢献は減少傾向にある。

昨年上期、Netflixはゲーム以外のアプリの中で売上高はトップだった。今年そのトップの座は、 iOS App StoreとGoogle Play合わせて推定4億9700万ドルを売り上げたTinderのものとなった。

しかしTinderの優勢は長く続かないかもしれない。

eMaketerの最近のデータによれば、デートアプリの利用者数の成長は予測よりも鈍化していて、これによりeMaketerは推定ユーザー数を下方修正した。eMaketerは今年のTinderの米国人月間ユーザー数は2510万人で、以前公表した予測2540万人よりも少なく見積もっている。eMaketerはまた米国の独身成人で今年Tinderを利用する人の割合は21%にとどまり、2023年までに23%にしか成長しないと予想している。

つまり、Tinderのトップの座は今年後半に他のアプリに取って代わられるかもしれない、ということを意味している。特に新たなストリーミングサービスが好発進している(そうしたアプリではアプリ内購読を提供するとみられる)。もしTikTokが売上に本腰を入れれば、あるいは他に力のある中国のアプリが中国のサードパーティアプリ外でグローバル展開したら、その可能性は十分にある。

例えば、Tencent Videoは2019年上期にサードパーティーの中国でのAndroidアプリストア以外のところで2億7800万ドルを売り上げた。売上高で見ると、これはゲーム以外のアプリとして3番目に大きなものだった。そして中国のビデオプラットフォームiQIYIは第4位、YouTubeは第5位だった。

一方、iOSアプリのインストールは、中国での減速につながった2019年第1四半期のダウンロード数減少に続き、2019年上期としても減少した。

今年上期には全体で567億回のダウンロードがあったが、App Storeでは148億回だった。

同時期、Google Playでのインストールは16.4%増の419億回で、これはiOSのおおよそ2.8倍だった。

2019年上期に最もダウンロードされたアプリの顔ぶれはこれまでと変わらない。上位をWhatsApp、Messenger、そしてFacebookが占めている。しかし4位の座はわずかな差でTikTokがInstagramから奪った。TikTokは28%成長し、世界で3億4400万回インストールされた。

モバイルゲーム分野をみると、今年上期の支出額はApp StoreとGoogle Play合わせて全年同期比11.3%増の296億ドルに達した。中国でのゲームライセンス凍結が解除されたおかげで、App Storeのゲーム分野の売上高は前年同期比7.8%増の176億ドルだった。Google Playでは16.8%増の120億ドルだった。

売上高の大きかったゲームは順番に、Honor of Kings、Fate/Grand Order、モンスターストライク、Candy Crush Saga、そしてPUBG Mobileだった。

一方、ダウンロード数が多かったゲームは、Color Bump 3D、Garena Free Fire、PUBG Mobileだった。

イメージクレジット: Sensor Tower

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(翻訳:Mizoguchi)

Source: TechCrunch

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